絶賛発売中 人類が歩む原子力文明への道
――地球を見て考えるこれからのエネルギー源――
目次     I〜 XII
はじめに  i      1
第一章 資源は有限、大事に使おう化石資源       5
  東京でゴーヤチャンプルが食べられるようになったのは      6
  エネルギー源の変遷から見た人類      8
  化石資源の絶対量―確認埋蔵量      12
  増え続けるのか?世界の人口      15
  石油はエネルギー源にも、原材料にもなる他に代わり得ない資源      16
  原子力とは何か エネルギー利用と放射線利用      19
  放射線の利用      21
  エネルギー源に、純粋にクリーン、 純粋にダーティはない      26
  二酸化炭素を多く出す石炭      29
  農産物にも、石炭、石油にも放射性物質は含まれている      30
  日本の天然ガスは採取の際に亜硫酸ガスを除去してある      32
  自然エネルギーだからクリーンとは限らない      34
  新エネルギーとは何か       36
  アメリカも原子力利用に再び注目      41
  アメリカの原子力政策はエネルギーか、 核不拡散かのジレンマを抱えている   45
  スウェーデンにおける住民投票の今日的意味      48
 日本でも住民投票が行われた      50
  関係の中の存在である、わたし達      54
第二章 いつでも起こりうるエネルギー飢饉      59
  高止まりする石油価格、連動する国際商品      60
 石油資源の遍在性      63
  増大する中国のエネルギー需要・消費      65
  エネルギー消費は今後も伸び、(使い易い)電気にシフトする      68
 医療の高度化も進んでいる      71
  災害とエネルギー      74
 地震対策、津波対策も行っている日本の原子力発電所      76
  食糧問題とはエネルギー問題のこと      79
  エネルギー危機を感じさせないもの      82
 原子力発電が大きく前進し、 発電に占める石油の割合が少なくなった      82
 石油の備蓄制度が整備された       83
 省エネ対策が進展している      85
  原子力における閉ざされた認識―1
 原子力船[むつ]から得られるもの      87
 熱い期待を持って迎えられた純国産原子力船の建造      88
 [むつ]の苦悩はじまる      90
 洋上での放射線漏れ。その収拾に田島・服部氏に登場を願う      91
 船舶の動力も温暖化ガス排出の少ない原子力で      94
  閉ざされた認識―2[伊方原発]出力調整は成功裏に終了      99
 
第三章 原子力文明への道      103
 

原子力発電所にも寿命がある
 新規の建設とともにリプレイスも必要になる      104
 30年以上の長期にわたって運転を続けている原子力発電所      105
 増設の他に、建て替えも行い原子力発電の割合を高めることが必要      106

  再処理とリサイクルで数千年使える安定したエネルギー源      109
  プルトニウム鉱山にしないためにも必要な再処理      115
  再処理路線を選択した先人達      117
 高速炉サイクルとは      118
  高速炉への移行をどう進めるか      121
 プルサーマル      125
 ヒューマンエラーを防ぐには      126
  プルトニウム燃料の製造と使用済燃料再処理は同じ意味      130
 動き始めた六ヶ所村再処理工場      130
 

再処理工場と能力、第二再処理工場と再処理工場のリプレイス      132
  ■ 核軍縮と切り離せない再処理問題      134
  東海再処理施設の実績      135
  ● アクティブ試験から操業へ      136

  インタビュー―東海再処理工場ことはじめ      139
  漁民から上がった再処理工場建設反対の狼煙、信頼関係を醸成し克服     139
  ヨーロッパの再処理施設を見学      143
  イギリスに足下を見られ、フランスへ鞍替え      145
  降ってわいたカーターショック      147
  再処理と核拡散 核兵器とは何か      149
  ウラン爆弾は100%に近い濃縮のウランが必要      150
  遠心分離器の直径・回転数は高度の機密      152
  一番簡単なウラン爆弾はガンバレル型      153
  ガンバレル型は核爆発実験をしなくてもよい      155
  プルトニウムを使った爆弾は爆縮型      157
  インドの爆弾はプルトニウム型      159
 ● スーツケースで持ち運べる核兵器      160
 爆弾を作るには材料が必要である      161
 熱核兵器―核兵器はメンテナンスが必要な工業製品      162
 

原子力発電所で作られたプルトニウムで核兵器を作った国はない      164
  原発のプルトニウムでは爆発はするが兵器にはならない      166
  テロ対策としての核物質の管理、 ダーティ・ボムという使われ方もある     167
  プルトニウムの毒性や特性について      168
  不必要な不安を取り除くために      170
  ならず者国家が核兵器を持つ      172

 
  第四章 原子力が拓く未来      173
  熱利用、固定動力は原子力で      174
  原子力で水素を作る      177
  高温ガス炉と熱化学法ISプロセスによる水素製造      178
  原子力で鉄を作る      181
 わが国の高温工学試験研究炉・HTTR      184
  国際熱核融合炉の建設地はフランスに決まった      185
  核融合を起こすためには      186
  磁場核融合      187
  ITER      190
  慣性核融合      191
  核融合炉の安全性      192
  核融合炉の燃料、二重水素とトリチウム      194
  核融合炉の経済性      194
  ■ 隕石との衝突をさけるためにも必要な原子力      196
  ■ 大規模な気候変動に備えるためにも原子力      198
  海水からウランを採る、温泉から金を採る      199
 温泉から金を採る      203
  自然環境の保全地域となる処分地      208
  ● 放射性廃棄物はキチンと管理しなければならないが、量は少ない      209
  ● 低レベル放射性廃棄物      210
  ● 高レベル放射性廃棄物      212
  ● 鉱滓やボタ山のない鉱山      213
  ● 日本でも地層処分の研究は進められている      214
  ● 処理、処分はこうして行われる      215
  ● 誰が処分費用を負担するのか?費用の積み立ては行われている      216
  対立概念ではない電気の生産地、消費地      218
  電気は安定供給が重要      220
  電気にも流通がある、発電所立地以上に難しい送電系統の確保      222
 

食糧も作り、レジャー施設もある自治体が生まれる      223

 

おわりに      226
  資料 単位と換算表      228
  図表の見方      229
  脚注索引      230
  コラム―地球は有限、意外に少ない炭素      17
  コラム―わが国の原子力研究の担い手[原研]      43
  コラム―原子力ことはじめ 
 

初臨界に湧いた五十年前の東海村(一九五七年頃)      47

  コラム―冷却水がなくなると原子炉は止まってしまう      51
  コラム―核燃料サイクル機構の変遷      53
 

コラム―ECCS(非常用炉心冷却系)は原子炉を止めるものではない      57

  コラム―水も輸入に頼っている国、日本      81
  コラム―[むつ]はいまも運航している      93
  コラム―商用原子力船の経済性      97
  コラム―わが国におけるMOX燃料の使用実績      129
  コラム―劣化ウランとは何か、[減損ウラン]とも呼ばれる      169
 

コラム―品木ダム

 

自然のままでは魚も棲めない、水も飲めない      207

 

コラム―花も実もなる発電所

 

温室で果樹や野菜を栽培 観光にも一役      221

  コラム―発電所の温水利用 全国に広がる養魚場      225
 
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